【例文あり】履歴書の提出が遅れた・遅れるときの対応

転職活動において、履歴書の提出が遅れてしまうのは避けたい事態です。

しかし「体調不良」や「想定外のトラブル」で履歴書の提出が間に合わなかった…そんな場面は、誰にでも起こり得ます。

そんなとき大切なのは、きちんとした対応をして、信頼を取り戻すことです。

この記事では、履歴書の提出が遅れた(遅れる)ときの行動や注意点に加えて、実際に使える電話対応やメール例文をまとめています。

焦らずに気持ちを切り替えて、対応していきましょう。

すぐやるべき行動とポイント

履歴書の提出が遅れそう、あるいはすでに遅れてしまった場合は、一刻も早い対応が大切で、「どう対応したか」が企業側の印象を大きく左右します。

ここでは、遅れが判明した時点ですぐにやるべき行動とポイントを解説します。

連絡のタイミング・伝えるべき内容・注意点を押さえ、誠意がしっかり伝わる対応を心がけましょう。

【まずは連絡】

履歴書の提出が遅れた(遅れる)ことに気づいたら、まずは企業へ早めに連絡を入れることが何よりも大切です。

<連絡手段>
まずは「電話」での連絡がベストです。電話連絡は直接話すことで、メールよりも緊急性と誠意が伝わりやすく、企業側もその場で指示を出しやすいため、その後の対応がスムーズに進む可能性があります。  

※電話がつながらない場合
電話がつながらない、または通話が難しい状況の際は、まずメールで連絡して、あとから改めて電話をすると丁寧です。

<連絡のタイミング
企業の営業時間内に行い、早朝・深夜は避けましょう。

【伝えるべき内容について】

連絡時は、企業がすぐに状況を把握できるように明確な情報を伝えましょう。

<氏名と応募職種>
誰からの連絡か、何の件か明確にするために、氏名と応募した職種を伝えましょう。

<遅れた理由と謝罪>
提出が遅れた(遅れる)理由は簡潔に伝えて、心からの謝罪しましょう。電話でもメールでも、はじめにしっかりと謝ることが基本です。

<提出期限の提示>
今後の対応については、採用担当者の指示を仰ぎつつ、履歴書の提出予定日を具体的に伝えます。また、その期日を必ず守ることを伝えましょう。

【誠意と反省の気持ちを伝える

遅れてしまったことを真摯に謝罪し、今後は同じことが起こらないよう努めることを約束しましょう。

<丁寧な言葉でしっかりと謝罪する>
たとえば「提出が遅れてしまい、申し訳ありません」や「ご迷惑をおかけしてしまい、失礼いたしました」といった言葉を使うことで、丁寧さが伝わります。

<再発防止の意志も伝える>
謝るだけで終わらせず、「今後は、余裕を持って準備を進めてまいります」や「スケジュール管理を見直して、再発防止に努めます」といった一言があると、誠実さが伝わります。

【避けるべきこと


<嘘や責任転嫁をしない>
無理に理由を作ろうとするのは逆効果です。事情がどうであれ、正直に伝える方が誠意が伝わりますし、後から話が食い違うリスクも防げます。

<言い訳がましい表現をしない>
「連絡が来なかったから」や「システムがうまく動かなくて」など、他者のせいにする言い方はNGです。言い訳に聞こえてしまうと、相手はあまり良い印象を持ちません。

<高圧的な態度・ぞんざいな言葉づかいをしない>
応募者としてのマナーを忘れず、丁寧な対応を心がけましょう。「了解です」や「わかりましたー」などのフランクな言葉は、転職活動の場では控えましょう。

電話・メールの対応例を紹介

これまでに、履歴書の提出が遅れた際に取るべき基本的な行動やマナーについて解説しました。
実際の電話やメールでのやり取りで使いやすい具体的な例文を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

電話連絡の会話例

【応募者】
お忙しいところ失礼いたします。貴社の(新卒・中途)採用(〇〇職)に応募しております、〇〇氏名〇〇と申します。〇月〇日が提出期限となっておりました履歴書についてご連絡いたしました。このたびは、履歴書の提出が遅れてしまい、大変申し訳ございません。〇〇理由〇〇のため、提出が遅れております。〇月〇日(明日)中に提出させていただきたく存じます。遅れてしまい大変恐縮ですが、提出についてご指示などございますでしょうか?

【企業】
ご連絡ありがとうございます。履歴書の件、〇月〇日(明日)中にご提出いただけるとのことで承知いたしました。提出方法については、当初ご案内した通り、メールにてお送りいただければ問題ございません。

【応募者】
ご配慮いただきありがとうございます。メールにて、〇月〇日(明日)中に必ずお送りいたします。このたびはご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありませんでした。今後はこのようなことのないよう、より一層注意してまいります。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

【企業】
承知いたしました。ご連絡ありがとうございました。お待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。

メールで連絡する例文

【件名】
履歴書提出の件/氏名(フルネーム)

【本文】
株式会社◯◯◯
◯◯様(担当者の名前がわからない場合は「採用ご担当者様」と記載しておきましょう)

お世話になっております。
貴社の(新卒・中途)採用(〇〇職)に応募しております、〇〇氏名〇〇と申します。

このたびは、履歴書のご提出が遅れてしまい、誠に申し訳ございません。
〇〇理由〇〇より、提出期限に合わず、ご迷惑をおかけしております。

〇月〇日(明日)中に、改めて提出させていただきたく存じます。 
大変恐縮ですが、提出についてご指示がございましたら、ご教示いただけますと幸いです。 

このたびの不手際、重ねてお詫び申し上げますとともに、今後はこのようなことがないよう十分に注意いたします。 
どうぞよろしくお願いいたします。

【署名】
—————————
氏名(フルネーム)
郵便番号
住所
電話
メール
—————————

企業から返事があった場合の返信メール例文

履歴書提出の遅延についてメールで連絡を入れたあとに企業からメールがあった場合の対応についてです。
以下は、企業から「提出の案内」が届いたケースと、それに対する返信メールの例です。

【企業から返事の例】
お世話になっております。
株式会社〇〇 人事部の〇〇です。

履歴書の件、ご連絡ありがとうございました。 
〇〇理由〇〇ついて承知いたしました。

〇月〇日中のご提出をお待ちしております。
ご提出は、下記メールアドレス宛にお送りくださいませ。
<送付先> 〇〇@〇〇.co.jp

何かご不明点がございましたらお気軽にお問い合わせください。 
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。


【応募者の返信メール例】
【件名】
履歴書提出の件/氏名(フルネーム)

【本文】
株式会社◯◯◯
◯◯様(担当者の名前がわからない場合は「採用ご担当者様」と記載しておきましょう)

お世話になっております。
〇〇氏名〇〇でございます。

このたびは、貴重なお時間を割いてご対応いただき、誠にありがとうございます。

ご指示の通り、〇月〇日中に必ず履歴書を送付させていただきます。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

【署名】
—————————
氏名(フルネーム)
郵便番号
住所
電話
メール
—————————

提出が遅れた後の履歴書送付メールの例文

【件名】
履歴書ご送付の件/氏名(フルネーム)

【本文】
株式会社◯◯◯
◯◯様(担当者の名前がわからない場合は「採用ご担当者様」と記載しておきましょう)

お世話になっております。
〇〇氏名〇〇でございます。

このたびは履歴書の提出が遅れましたこと、改めてお詫び申し上げます。 
本メールにて履歴書を送付させていただきましたので、ご確認いただけますと幸いでございます。

今後はこのようなことがないよう、十分留意してまいります。
何卒よろしくお願い申し上げます。

【署名】
—————————
氏名(フルネーム)
郵便番号
住所
電話
メール
—————————

メール送付時のパスワード設定方法は、こちらの記事で解説!
👉履歴書をメールで送るときのPDFパスワードの設定方法

履歴書が遅れたときの対処まとめ

履歴書の提出が遅れてしまったとき、大切なのは、何よりも早めに連絡を入れて誠実に対応することです。

テンプレートを参考にしつつ、自分の言葉で気持ちを伝えることも心がけましょう。

ここでは、改めて対応時のポイントを簡潔にまとめましたので、振り返りとして活用してください。

①早めに連絡を入れる
気づいた時点ですぐに企業へ連絡。電話が基本ですが、つながらない場合はメール→あとで電話の順で連絡しましょう。

②企業に明確な情報を伝える
氏名・応募職種・謝罪・遅延理由・提出予定日を簡潔に伝える。謝罪の気持ちはしっかり伝えましょう。

③誠意を込めて対応する
言い訳や嘘をつかず、誠実な姿勢を見せることが大切です。

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